「ブルースカイ」 ハヤカワ文庫
読了〜。
なんか桜庭さんっぽくないよーな気配の中に、桜庭さんキャラが漂流してるよーな印象れすね。
今までの作品に比べて、感情(?)が言葉になってる感じ。
絶滅危惧種の少女。
少女というカタチのバケモノ。
「我々はまだ子供を味わっていない」
ロリータコンプレックスが「性的対象物が成長しなくなった結果」という解釈はなかなか興味深いれすね。
つまり、性犯罪者にありがちな「子供なら抵抗しないと思ったので襲った」はロリコンとは言わない訳で。単なる弱いモノいじめと。
あたし的に原点はエルピー・プルなワケですがどーですか(何が)
しかし桜庭一樹も流れ星ひかるも桐原小鳥も、なんで口を揃えて「少女=絶滅危惧種」なのか。むしろこっちが本題かも。
ところでこの小説によると、時代のトレンドを作る存在は少女→青年→老人と変化するらしいですよ?
よく言われるロリの末路として、少女→対象年齢下がる→突然少年に目ざめる(ショタコン)→最終的に「石」にたどり着く、とゆー意見がありますが、ぢつは少年と石の間には「老人萌え」が入ったりするのでしょーか?(笑)
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