プロジェクトの立ち上げから参加し、顧客とあるべき仕様について議論し、色々と乗り越えて完成したシステムが、「あれは実情に合わない」「これは性能不足」と次々に駄目出しをされ、徐々に死んでいく様を見送るのは果たして幸か不幸か。
人間に例えるなら、つきあうきっかけから始めて出産の瞬間に立会い、「将来きっとXXするに違いない!」と期待されるのを聞いた上で、その後周囲から「あいつはXXが駄目だった」「もうあいつには何も期待しない」といわれながら醜く老衰していくのを見届け、終いには墓まで見送るよーなものだと思うが。
まぁ、あたしたちの仕事ってのは、一発で完璧な永久機関つくっちゃうとその後路頭に迷うことになるから、一定期間後には陳腐化して捨てられるものの方が長期的にはいいことなんだろうけどさ。
感情的には見ないで立ち去るほうが幸せかねぇ。中にはあの世まで立ち去っちゃった人もいるけど…。
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