続き。せっかくなのでかの筆者が要求する、”サービス精神に溢れたコミケ”とはどんなものかを考察してみようかと思ったのデス。
あ。トラバ拒否されちゃったい。まぁいいけど。しつこいのは嫌われそうだから後は単独で展開するか。
んで。
あたしは既に、「コミックマーケットの理念」とやらに相当毒されているので「一見さん」の気持ちはもはや分からないような気もするけど、まずは自分が”キモチイイ”と思うサービスを考えてみよう。無制限に。
誰がやるにしろ、サービスを向上するためには「あるべきサービス」を決めないことには前に進めないからねぇ。
と。
まぁ今思いつくのはこんな感じかなぁ。てか、やっぱりサークル寄りだなコレ。てか、「前日設営と撤収作業なし」とゆー欲求は欠片も出ないあたり、やっぱり相当汚染されている様子。
さて、各々を実現するためにはどうしたらイイのか?
> サークル申し込み=出展スペース確保が保障されている
保障されないのは、サークル申し込み数 > 出展スペース数であるため。となれば単純な解決策は、会場を広くするか、会期を長くするか。
ビックサイトのスペースを広げるのは早々無理だし、他に会場も無いなので、会期を長くするしかない。火の7日間開催?
> 冬のサークル申し込み期間が夏並に長い
応募〆切を延長するか、受付開始を前倒しするか。
後ろに延ばすのは、例えば準備会人員が激増、カタログ製本施設も大増強すれば解決する話なのか?
前倒しは、まぁある程度可能な様子。今回circle.msの方で前倒し通販しているし。販売する機会が無い、ということであれば、例えばGW期間あたり、春コミティア、コミックシティ等で売るというのは可能なのだろうか?
てか、申し込む内容は決まっているので、自分で準備前倒ししろヨ>あたし
> サークル参加料金が無料、カタログ(入場料)も無料
何で今、無料ではないのか?
多分、「有料化することで選別を図る」という目的もあるとは思う。カタログはともかく、サークル参加を気分でヤられては、準備会・一般参加共に迷惑だから。ダミーサークルも増えるし。
…いや。先の「スペース無制限」を前提とすれば、いっそ「ダミー島」とか作って壁にしちゃうのも手だったりして(笑)
もとい。最大の理由は、運営費用でしょう。最近、これが理由でサークル参加料を値上げしたし。潤沢な運営資金があれば、少なくともカタログは無料に出来るはず。実際、企業ブースカタログは無料・大量配布している訳で。
> カタログが重たくない、各サークルの情報が充実している、カタログを自分好みにカスタマイズできる
無茶なのは分かっていますよ?理想だけどね。PDAを駆使すればある程度は実現可能だけど、最終的には新素材の登場を待つしかないかなぁ。
でも、
> 会場内で迷わない。目的サークルまでの適切なナビゲーションがある、買い物した結果出来上がった重たい荷物を持たなくてもイイ、サークル備品として必要な在庫等の重たい荷物を持たなくてもイイ
この辺りも合わせて、「無制限に従ってくれる、コミケに精通した荷物持ち要員」が居れば解決する問題かも。要は「コミケ奴隷」ですがな。カリスマ性で従わせるか、金で雇えば解決するか。
> 列に並ばなくても入場できる、列に並ばなくても全ての欲しいモノが入手できる
これもコミケ奴隷が存在すれば解決する話だけど、「自分で参加する」ことは捨てたくないので却下。
入手については、サークル/企業側が潤沢な在庫を用意するとか、コミケ以外でも販売するとかで解決するのが手っ取り早い。
入場については…。会場を広くするか、会期延長が一番かしら。混雑の分散。もちろん、在庫は潤沢にある、という前提で(大挙して押し寄せなくても入手できることを保障)。
> 疲れたときの休憩施設が充実している、汗かいたらシャワーくらい浴びたいよね!着替えもしたいよね!
休憩施設は、今回ビックサイト側が始めていたけど(有料)…。そこまで疲れていなかったのと、休憩してまで残りたい理由が無かったのと、何より3日目には友人の(ズボンの)ケツが裂ける、という緊急事態が発生したので使わなかったなぁ。
自分が汗臭いのがいやなので、せめて着替えできる場所は欲しいのだけど。コスプレ更衣室をこーいうことに利用してしまって良いものか…。
やっぱり肝は場所(資金)と人員?
> 買い物した結果出来上がった重たい荷物を持たなくてもイイ、サークル備品として必要な在庫等の重たい荷物を持たなくてもイイ
まぁクロークとか活用しなさい!ということかしらね。でも無制限に使用するときっと後で後悔するぞ?持って帰れなくなったり、破産したり。
> 7月と11月が60日まであればいいのに<マテ
頑張って地球の公転速度を落としましょう(笑)
さて。一通り考察してみましたが。
結局のところ、実現できそうな部分については、表面的にはカネで解決できそうな気配。人を雇えばスタッフの負荷は軽減できるかもだし、各種費用は無料になるし。。人が増えれば初心者のサポートも出来そうだし、資金があれば周辺地域を使って場所の確保もできそうだし。
火の7日間については…。多分スタッフ個人の考え方が大きそう。カネで人を雇うことで自分が休めるだけの環境が整ったとして、7日間を交代制で過ごせるか?という。
初心者一般参加者にとってキツイのは、混雑、列並び、高いカタログ、どこに何があるか分からない会場、だと思うので、7日間開催で混雑を分散、潤沢な資金でカタログを無料化、目的地まで導いてくれる専属スタッフ(準備会で雇う)、あたりまで用意すれば敷居が低くなるのかも。
資金を増やす方法はともかくとしても、問題はこの結果何が生まれるのか?ということ。
サークル/企業の欲しいものが全て手に入るようになったとして、それで楽しい?
会社運営の即売会はあるのに、なぜコミケは存続するのか?準備会スタッフも即売会を運営している会社に就職すれば給料も貰えるのに、なぜ自分でコミケを開催するのか?
なんであたしは、ここまで不満のあるコミケに参加しているのか?
なんでこーいう状態に陥っているのか、理解しているからでは?
…サービス向上よりもまず、コミケが何なのかを一般(コミケに来ていない人含めて)に認知させるべきなのかなぁ。
例えば、会社じゃないんだよ、全員ボランティアなんだよ、とか。
とりあえず今回はココまでで。
#…あ。次回の申し込み済ませないと(児爆)
#そーいえばふと思ったんだけど、かの筆者はカタログよりサークル参加申込書を買うべきでないかなぁ。アレにはコミックマーケットの理念とか、年表とか付いているし。カタログより安いし。
#とりあえず非難して拒絶するのは簡単なので、考察のネタとして扱うのが前向きかな、と。
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